Q&A形式によるご説明

​光触媒全般やNEWチタンテックスに関する様々なことを、Q&Aの形式でご説明いたします。

項目をクリックすると​説明文が開きます。

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​写真付き

​動画付き

Q :

光触媒ってなに?

​<光触媒全般について>

A :

光触媒とは「光が当たると化学反応を起こし、それ自身は変化しない物質」を示します。

例えば、植物は光合成によって二酸化炭素と水から炭水化物と酸素を作りますが、これは葉緑素に含まれるクロロフィルという光触媒の働きによるものです。

しかしながら、学校ではなく通常の生活の中で「光触媒」といった場合は「有機物を分解し空気を浄化することを目的に作られた金属酸化物のこと」を示し、現在実用化されているものは酸化チタンと酸化タングステンの2種類です。

​NEWチタンテックス は酸化チタンを使用しています。

Q :

光触媒の効果ってなに?

A :

光触媒をコーティングしたり原料に練り込んだりした材料は、大きく次の2つの働きを持つようになります。

1.接触した有機物を分解する 2.超親水化現象

 

1.有機物の分解

光触媒に光が当たると、光触媒が光を吸収し光励起(れいき)反応が起こり、光触媒内に励起電子と正孔(せいこう)が出来ます。励起電子と正孔が光触媒の表面に吸着した酸素を酸化・還元し、活性酸素を発生させます。この活性酸素が光触媒の表面にいる有機物を分解します。

簡単に言うと、光触媒は光が当たると強力なガスを表面に作り何でも分解してしまう、という働きです。

2.超親水化現象

酸化チタン光触媒に紫外線が当たると、水が水滴にならずに表面に広がるようになります。これを超親水(ちょうしんすい)化現象と言います。

表面が超親水化すると、汚れなどがくっつきにくくなります。

上記の2つの働きを実用化すると、次のような6つの光触媒の効果(効用)になります。

有機物の分解:①抗ウイルス・抗菌 ②脱臭 ③大気浄化 ④水浄化

超親水性  :⑤防汚 ⑥防曇

もっと詳しい話はこちらでどうぞ→「光触媒が一番わかる」高島舞・大谷文章 著、技術評論社刊 amazonでkindle版もあります。

Q :

光触媒は人体に害はないの?

A :

現在実用化されている光触媒の成分である酸化チタン(正式名:酸化チタン(IV) さんかちたんよん)は、素材の隠蔽性が高いことからペンキや紙、プラスチックの材料として使われていたり、紫外線吸収力を活かして日焼け止めや化粧品の材料として使われている、安全な原料です。​

一方で、2020年2月EU(欧州連合)は酸化チタンを発がん分類区分2(吸入)に分類するとの官報を公布しました。

区分2は「ヒトへの発がん性があると見なされるべき物質」ですが、ここで対象となっているのは製造工程などにおける粉体状の酸化チタンで、粉体の吸入による長期発がん性が問題とされています。

この内容に対し、欧州酸化チタン工業会から今回の分類変更はその根拠が不明確であるとの異議が出されており、日本においても厚生労働省が「2020年の終了をめどとする第三者機関による試験結果を経て再度有害性について検討する」としているなど、現状ではまだ完全に発がん性が確認されているとは言えない状態です。

いずれにしろ、現在光触媒コーティングとして使用されている酸化チタンは、コーティング(吹き付け、塗装)された後は基材に強力に吸着し、粉体となって空気中に舞うことはありません。

※記載は2020年10月時点、上記参考記事:コーティングメディアオンライン2020年4月21日

Q :

光触媒はどんなウイルスや菌も分解できるの?

A :

光触媒の酸化分解作用は特定のウイルスや菌のみに対して働くわけではなく、接触した有機物全てを区別なく分解します。

分解の力を測る試験方法が「大腸菌」「黄色ブドウ球菌」「バクテリオファージ」「アンモニア」「窒素酸化物」「カビ胞子」などに分かれて設定されているだけで、光触媒はどれも同じ作用で分解を行っています。

現在はそれぞれのウイルスや菌での試験実施・確認がなされないと「○○に効果あり」と表記できないので、試験を実施して確認されたものの名称を表記しています。

​なお、新型コロナウイルスへの効果については、2020年9月に奈良県立医科大学より「(世界初)可視光応答形光触媒による新型コロナウイルス不活化を確認」とのプレスリリースが出されているように、短時間で不活化(感染力がなくなる)、分解されることが確認されています。

Q :

光触媒の欠点はなに?

A :

光触媒の欠点は大きく次の3つです。

​1.分解の量と速度に限界がある

光触媒の酸化分解力は非常に強力ですが、反応は「ナノ」の世界で進みますので、量と速度に限界があります。

すなわち、汚れや虫のような大きなものがついた場合、分解してなくなるまでにはかなりの時間がかかるので、「拭いた方が早い」という状況になります。

また、金属などの無機物は分解出来ないので、錆などを消すことはできません。

2.再塗装が難しくなる

光触媒は表面に接触したものを何でも分解しますので、光触媒の上から新たに塗装しようとしてもうまく塗装できません。

光触媒塗料/コーティングを外壁や椅子・テーブル・ソファなどの家具に用いた場合、塗装によって色を変えたり補修をする際には、専用の下地材でシーリングするか、サンディングなどでコーティング層を剥がすなどの前処理が必要となります。

3.価格が高い

外壁用塗料など、機能が高い分どうしても価格が高くなります。

Q :

光触媒は太陽光が当たらないと働かないの?

A :

現在の光触媒は紫外線だけではなく、蛍光灯・LEDなどの光でも作用するように作られています。

このようなタイプの光触媒を「可視光応答型光触媒」と呼びます。

​従来の酸化チタンに他の金属を加えて光のエネルギーを吸収しやすく加工したものですが...詳細は難しいので省略します。m(_ _)m

Q :

光触媒ってあまり良くないって聞いたりするけど?

A :

初期の一般向け光触媒製品は、主に防汚効果を目的とした外壁塗装用塗料でした。

しかしながら初期製品は施工(塗装)が難しく、また作用には紫外線が必要なタイプでしたので、期待通りの効果が得られなかったこともありました。

このためメジャーなメーカーは次々と光触媒市場から撤退して行きましたが、中小ベンチャーや産学共同での開発が進み、現在は紫外線以外の光でも効果を発揮する可視光応答型の製品や施工の簡単な製品など、新たな世代の光触媒製品が開発・実用化されています。

光触媒の抗ウイルス・抗菌作用を活かした一般向け内装専用製品も開発され、様々な分野に光触媒製品の採用が拡大しています。

Q :

光触媒って新型コロナに効くの?

A :

光触媒は新型コロナウイルスを分解します。

2020年9月に奈良県立医科大学より「(世界初)可視光応答形光触媒による新型コロナウイルス不活化を確認」とのプレスリリースが出されているように、短時間で不活化(感染力がなくなる)、分解されることが確認されています。

最近では様々な企業や産学研究機関で新型コロナウイルスに対する光触媒の有効性が確認されています。​

​<NEWチタンテックスについて>

Q :

NEWチタンテックスって他の光触媒となにが違うの?

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A :

NEWチタンテックスの特徴は、光が全くない無光環境でも空気浄化性能を発揮する「ハイブリッド型光触媒」だということです。

メインの光触媒は蛍光灯やLEDなどの室内光でも機能を発揮する可視光応答型で、これに暗闇でも単独で浄化性能を発揮する無光触媒・銀・プラチナを加え、24時間どんな環境で空気を浄化し続けます。

NEWチタンテックス(液状)

Q :

NEWチタンテックスはどこにでもコーティングできる?

A :

NEWチタンテックスは次の場所(素材)にはコーティングできません。

・フッ素加工された場所(防水加工など) ・ワックスやオイルなどで覆われている場所 ・濡れている場所

次の場所(素材)へのコーティングは、外観を損なう可能性があります。

・濃色の高光沢面(曇ることがあります)

・無塗装の木材やコンクリートなどの吸収する素材(ムラになることがあります。また、性能を発揮できない場合があります)

・大理石(ムラになることがあります)

次の場所(素材)へのコーティングは、密着性が低く容易にコーティングが剥がれ落ちる可能性があります。

・無塗装のステンレスなどの金属 ・光沢プラスチック ・基材自体が剥がれやすいもの(砂壁など)

その他の場所(素材)へのコーティングは高い効果を長い期間発揮することができます。

Q :

NEWチタンテックスの耐久性は?

A :

NEWチタンテックスを壁紙などにコーティングした場合、効果は半永久的に続きます。

​光触媒は劣化せず壁紙への密着性も高いため、通常は壁紙が先に寿命をむかえます。

NEWチタンテックスの寿命を縮める最も大きな原因は摩擦です。

特に人間の動作に伴う摩擦は力が大きく、足や靴との床面の摩擦や、手指とドアノブとの摩擦などでコーティングは少しずつ剥がれていきます。

このため、NEWチタンテックスの耐久性は、人間が触れないところは半永久、触れるところは頻度により短くなる、とお考えください。

なお、NEWチタンテックスは酸性溶液に溶ける(剥がれる)ため、コーティング面を掃除する際は酸性の洗剤(サンポール、ワイドハイターなど)を使用しないようにお願いいたします。

Q :

NEWチタンテックスの耐久性に保証はないの?

A :

耐久性に最も影響する摩擦の状態が使用環境によって千差万別であることから、保証値を設けることができません。

しかしながら、光触媒は劣化することがなく、またコーティングも摩擦や酸性溶液を加えない限り剥がれることはありませんので、住宅などの内装材にコーティングした場合は内装材の寿命と同等の耐久性を持つとお考えください。

Q :

NEWチタンテックスは必ず効果が出る?

A :

ウイルス・細菌・ニオイ成分・カビなどの分解はそれぞれの試験で必ず効果が出ることが確かめられています。

しかし、実際の住宅やオフィスなどの使用環境によっては、完全に消臭や防カビができない場合もあります。

最も多いケースが、ニオイやカビなどの発生源が残っている場合です。

例えば古いトイレなどで排水管からのニオイがある場合、室内へのNEWチタンテックスコーティングでニオイがこもることはなくなりますが、発生源がある限り完全消臭はできません。

カビなども同様に、雨漏りなどの発生源が残っていると繁殖を十分におさえることができません。

ウイルスや細菌は継続的な発生源はないので、NEWチタンテックスが効果を発揮します。

Q :

NEWチタンテックスをコーティングすればウイルスや細菌からの感染は防げる?

A :

NEWチタンテックスを含む光触媒は空間に漂っているウイルスや細菌は分解できないので、感染を確実に防げるとは言えません。

しかしながら、NEWチタンテックスはウイルスや細菌を強力に分解し接触感染のリスクを低減します。

現在のように飛沫感染への対策が進んだ状態においては、飛沫対策用品などにNEWチタンテックスをコーティングすることにより感染全体のリスクを大幅に低減することができると考えられます。

Q :

NEWチタンテックスをコーティングすると汚れが落ちる?

A :

NEWチタンテックスは、既についてしまった汚れ・カビなどを落とすことはできません。

これは、NEWチタンテックスが壁紙などのコーティングした相手を分解してしまわないような作りになっているからです。

​汚れの上にコーティングをすると、汚れと一緒にコーティングも剥がれ落ちますし、カビなどは繁殖が続いてしまうこととなりますので、汚れを落としてからのコーティングをお勧めします。

Q :

NEWチタンテックスは壁紙とかを傷めないの?落とすこともできる?

A :

NEWチタンテックスはコーティングした相手を分解してしまわないような作りになっているので、壁紙などを傷めることはありません。

​しかし、コーティングした相手を保護する機能もありませんので、壁紙の寿命を長くすることもありません。

NEWチタンテックスは酸性の洗剤などで落ちますが、きれいにムラなく落ちることはありませんので、基本的コーティングしたら落とせないものとお考えください。

Q :

NEWチタンテックスの製造者は?

A :

NEWチタンテックスは株式会社ビフォーアフターの製品です。

ロゴクリックするとビフォーアフターのページが開きます。

株式会社ビフォーアフター

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​<その他

Q :

コーティングって実際どんなことをするの?

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A :

スプレーガン を使って液状のNEWチタンテックスを吹き付けます。

​施工の様子

スプレーガン 

Q :

施工時間はどのくらい?

A :

コーティングする場所の広さにもよりますが、住宅のトイレなどで準備を含めて1時間、アパートなどの全部屋で半日、小型自動車で1.5時間程度の施工となります。

施工後1時間程度で触れても手につかない状態となり、半日〜1日で乾燥状態となります。

Q :

施工できない時間とかはある?

A :

基本的に夜間も含め、お客様のご都合の良い時に施工致しますが、気温などの条件により施工できない場合があります。

施工できない条件

・コーティングする場所(素材)の温度が10度未満又は45度以上の場合

​・コーティングする場所(素材)が濡れたり湿ったりしている場合(雨天後乾燥していない場合)

・雨天及び強い風の時(室内を除く)

・施工後数時間以内に施工部分に雨などがかかる可能性のある天候の場合

 

Q :

費用を抑えたいんだけど?

A :

施工価格はコーティングの面積に比例しています。

できるだけ費用を抑えるため、効果的な場所に集中したコーティングをご提案させていただきます。

例えば、消臭対策を目的としたコーティングは室内のニオイがつきやすい天井や上部に集中する、感染症対策には人の手が触れる頻度の高い部分に集中するなどです。

人の手が触れる場所の確認は、清浄度測定器を使用した数値による確認も行っています。

Q :

​コーティングした効果を確かめられる?(ルミテスター による測定について)

A :

当店ではキッコーマンバイオケミファ株式会社製の「ルミテスター Smart」という測定器を使い、ご希望の箇所の清浄度検査を実施しております。

この検査は測定した箇所の清浄度=どのくらい綺麗か=「何もない度合い」を示すもので、光触媒によるウイルスや菌の分解の効果だけを示すことができません。

測定値は測定する箇所の状態:例えば直前に手で触れてしまったとか、などにより大きく変化しますので、あくまでもその時の測定箇所の清浄度を示しているものです。

当店では「ルミテスター Smart」を使った「清浄度測定サービス」を実施していますが、これは「どんなところを人が多く触るか、光触媒コーティングが有効なところはどこか」を確かめるための測定となっております。

ご希望の方にはコーティング後に清浄度測定を実施致しますが、測定値は様々な要件で変動することをご承知ください。

また、コーティング直後はコーティング膜が定着しておらず光触媒の機能十分に発揮されないことと、測定作業そのものがコーティング膜を剥がすこととなりますので、測定はコーティング数日後にてお願いをいたします。

ご注意:ルミテスターは測定原理上、新型コロナやインフルエンザなどのウイルスは測定できません。

ルミテスター に関する情報はキッコーマンバイオケミファさんのページからどうぞ。

Q :

​市販のハンドスプレータイプと効果は同じ?

A :

最近は多くのメーカー様より様々なタイプの光触媒スプレーが市販されています。

成分やスプレーの構造などはそれぞれと思いますので、一般的なハンドスプレータイプと当店のようなスプレーガンによる施工との違いを記したいと思います。

一番大きな違いは溶液を吹き付ける霧の粒子の大きさです。

ハンドスプレーの方が粒子が大きく、スプレーガンによるものの方が粒子が細かいです。注:酸化チタン等の成分の粒子ではなく霧の粒の大きさです。

また、ハンドスプレーは霧の範囲が狭く吹き付ける勢いが弱い、スプレーガンは霧の範囲が広く強い勢いで吹き付けるという違いがあります。

光触媒は粒子が重なり合わずかつ均一に並んでいる状態がもっとも高い効果を発揮しますので、上記のような違いは効果の強さと耐久性の違いとなって現れます。

一方で、ハンドスプレータイプは手軽にコーティングできて1回の価格も安価、スプレーガンによる施工は準備が必要で高価という違いがありますので、目的によりハンドスプレータイプとスプレーガン施工を使い分けられるのが良いと思います。

<当店のオススメ>

家庭内のウイルスや細菌の接触感染を防ぎたい → 定期的にドアノブなどにハンドスプレータイプを使用

家の消臭や防カビ効果もあわせて効果を長続きさせたい → スプレーガンによる施工

飲食店、公共施設など → スプレーガンによる全面施工+定期的にドアノブなどの摩擦の多い部分にハンドスプレータイプを併用

​自動車 → ウイルス対策のみならハンドル、ドアノブなどにハンドスプレータイプ。消臭効果もプラスならスプレーガン施工